2019年2月

ばら寿司

  • 2019.02.25

ばら寿司は、岡山県の郷土料理として江戸時代に「一汁一菜令」の倹約令のなかで発生した庶民の「一菜」の一つである。   それが、日本各地で家庭料理として今に作られ、「ひな祭り」などの祝い事に多く食べられている。 「ばら寿司」とは、酢飯に細かく切った魚介や干し椎茸などの乾物類や野菜類などの食材を「バラバラ」にして混ぜ混み「一菜」「一品」として供された。たくさんの具材が食べられ、栄養のバランスよい料理であ […]

ワケギぬた

  • 2019.02.20

こどもの頃は「ぬた」の味わいと見た目が苦手でしたが、齢を重ねてくるうちに、その滋味が身体に沁みてくるようになりました。「ぬた」の語源は、ヌルヌルした感じが沼田に似ていることからついた名で、ドロリとした味噌が沼田を思わせるのかもしれません。古くはヌルヌルとした和え物をすべて「ぬた」といい、また地域により味噌以外に「粕ぬた」「豆ぬた」などもある。福岡の郷土料理「ぬたえ」は「ぬたあえ」が訛ったものである […]

旬の味覚 牡蠣

  • 2019.02.11

海に囲まれた日本には、およそ25種類のカキが獲れる。47都道府県の半分くらいはカキの養殖をしている。その中でも広島県、宮城県、岡山県などは多く生産している。カキには肝機能を助け疲労回復効果が期待できる。また貧血予防にも。さらに亜鉛・タウリンが含まれているので風邪の流行る時期には摂りたい食品の一つである。 「カキを食うのも花見まで」などと、どこかで聞いたことがあると思います。貝類の食中毒に注意を促し […]

でべら料理の楽しみ方 1)大根なます

  • 2019.02.04

尾道特産品の「でべら」には、いろいろな楽しみ方がある。炙ってさいて「酒の肴」に。しっかりと叩いて炙ってたれ付けの「つけ焼き」に。それを「白ご飯のおとも」とか「お茶漬け」に。しっかりと叩いて衣をつけて「てんぷら」に。また、しっかりと叩いて炙って刻んで「なます」に。「でべら」は乾燥食品(保存食)だから、手間を惜しまず、先人たちの工夫で培われた、作り置きのおかずの一つにあげられる。 その一つ、「なます」 […]